*my小説日記*

読書記録

2018-01-01から1年間の記事一覧

🚩11/4-11/14 読書期間

『神様のカルテ』 夏川草介さん 初読み作家さん 地方のお医者さん一止が主人公 古いアパートに住んでいて奥さんは細君、カメラマンさんです。 アパートの住民との関係性やら病院で患者と向き合う姿、恋愛要素も少しあって読者を飽きさせません。 医療系の物…

🚩10/17-11/3 読書期間

『嫌われる勇気』 岸見一郎さん 久々の投稿になってしまいました。 仕事を通じて知り合った研修の先生からオススメされた作品です。 今まで読んだことない系統の本だったので思っていた以上に読むのに時間がかかってしまいましたが… 読んだ後にスッと気持ち…

🚩10/9-10/17 読書期間

『燃えよ剣 上巻』 司馬遼太郎さん 「壬生義士伝」を読んでから、新撰組についてもっと知りたくなってしまい時代物ばかり読んでいる気がします。 あれ程時代物を敬遠していたのに不思議なものです。 一度ハマるとやめられないとはまさにこのことを言うんだな…

🚩10/6-10/8 読書期間

『影法師』 百田尚樹さん 壬生義士伝に続き、また時代小説です。 百田尚樹さんの作品はどの作品を読んでもジーンと来てしまいます。 特にフォルトナの瞳とプリズムの切なさはどの作品にも負けないと思います。 今回百田さんの作品で時代小説を読むのは初めて…

🚩10/1-10/5 読書期間

『壬生義士伝 下巻』 浅田次郎さん 上巻に引き続き下巻を読んでいました。 新撰組の隊員であった吉村貫一郎の繋がりがあった人達から浮かび上がる人物像。 国元にお金を送る為に、自分は何ひとつ贅沢はしない。奥さん、息子さん、娘さんの為を思えば人を殺す…

🚩9/25-9/30 読書期間

『壬生義心伝 上巻』 浅田次郎さん 人生初の時代小説ですが、浅田次郎さんの作品は2作品目です。 以前に天国までの100マイルを読みました。病気の母を救う為に奔走する息子のストーリーで感動物でした。 今回の作品も感動物の予感⁉︎ 主人公は吉村貫一郎。 南…

🚩9/17-9/24 読書期間

『翔ぶ少女』 原田マハさん 表紙とは裏腹に悲しいお話 ニケの両親はパン屋を営んでいたが、地震で下敷きになってしまい、両親を失ってしまいます。 主人公ニケも地震により足を負傷し普通に歩けなくなってしまいました。 残されたニケと妹のサンク兄のイツキ…

🚩9/8-9/16 読書期間

『ロストケア』 葉真中顕さん 初読み作家さんです。 日本社会における問題を考えさせられるミステリーでした。 テーマは“超高齢化社会” 生産年齢人口が減り老年人口が増えていっている世の中。その中で国民年金の未滞納者が約4割であり、40年後には現役世代…

🚩9/2-9/7 読書期間

『水やりはいつも深夜だけど』 窪美澄さん 初めて読む作家さんでした。 表紙の可愛さに惹かれと言いたい所ですが、 中身は人間の生きていく上での生々しさが描かれています。 どちらかと言えば婚約者が読むべき話なのかもしれませんが、そんなこともありませ…

🚩8/26-9/1読書期間

『嫌われ松子の一生 下巻』 山田宗樹さん 上巻に続いて下巻です。 上巻に引き続き、伯母にあたる松子を笙が調べていきます。国立大を出て、教師までなり優秀だった松子と笙が調べいく中で明らかになっていく松子の姿はまるで別人のようでした。 松子の教え子…

🚩8/19-8/25 読書期間

『嫌われ松子の一生 上巻』 山田宗樹さん 山田宗樹さんは1年前『ギフテッド』を読んで以来で、他の作品には長い間手付かずだったので、気になっていました。 ギフテッドは未知の臓器がテーマの作品で、未知の臓器を持った主人公が驚きの行動にでます。※印象…

🚩8/15-8/18 読書期間

『贖い 下巻』 五十嵐貴久さん 上巻に引き続き下巻でした。 上巻では、下巻にどう続いていくのか全く予測がつきませんでしたが、下巻で一気に急展開をむかえます。 下巻に進むにつれ、犯人というよりも、犯人の動機が気になってしまい、もうページを捲る手が…

🚩8/7-8/14 読書期間

『贖い 上巻』 五十嵐貴久さん 五十嵐貴久さんは私の中でベスト5に入るくらい好きな作家さんです。 長編小説が大好きなので、贖いが文庫化されると聞き、書店で予約までしてしまいました。 小学校の校門に男児の切断された頭部が発見されます。 別の場所で林…

🚩7/23-8/6 読書期間

『ファーストラヴ』 島本理生さん 直木賞を受賞され作品で気になったので手にとってみました。 臨床心理士の由紀はある事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼されます。 その事件とは… アナウンサーを目指していた女子大生 聖山環奈 がなんと、自分…

🚩7/14-7/22 読書期間

『父からの手紙』 小杉健治さん 初読み作家さんです。 本屋にて“隠れ名作”で“書店員さんが全力で薦める作品”という文言に惹かれ迷わず購入しました。 全力で泣けます。 グッと来る言葉が沢山詰まっています。 毎年誕生日に父から手紙が届きます。 しかし父は…

🚩7/12-7/13 読書期間

『ルビンの壺割れた』 宿野のかほるさん 「はるか」に引き続き気になっていた1作目も読むことに! フェイスブックで、結婚予定だった女性を見つけた水谷、早速メッセージを送るのですが、実はこの女性結婚式当日に疾走してしまうのです。 30年経った今彼女は…

🚩7/9-7/11 読書期間

『はるか』 宿野かほるさん 発読み作家さんです。 表紙買いです。 宿野さんの2作品だそうです。 12歳の時に海でジオードのメノウの石を探してる時になんと賢人の探している石を簡単に見つけてしまった少女がいました。それがはるかでした。 賢人ははるかの美…

🚩7/5-7/8 読書期間

『悼む人 下巻』 天童荒太さん 上巻に続き下巻です。 静人倖世という女性に出会い一緒に旅を続けますが、冷静な静人に変化が見られます。 倖世は静人に夫朔也を殺してしまった過去を明かします。しかし、倖世の肩には朔也が取り憑いたままでした。 「自分の…

🚩6/25-7/4 読書期間

『悼む人 上巻』 天童荒太 亡くなった人を忘れない為に… “その人は誰に愛したか、愛されたか、どんなことで感謝されたことがあったか?” 毎日死者を訪ね旅を続けるこの作品の表紙である主人公静人です。 静人の周りの人間が亡くなったのをきっかけに彼自身が…

🚩6/18-6/24 読書期間

『紙の月』 角田光代さん なんともやりきれない作品でした。 主人公は夫と二人で暮らす梨花。 子に恵まれず、パートで銀行員に勤務する。 前半は梨花が身を隠す姿が描かれていました。 何故⁉︎と疑問を抱きながら読み進めていましたが、後半にいくにつれ、成…

🚩6/14-6/17 読書期間

『万引き家族』 是枝裕和さん カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞された作品、、ということで気になり購入してしまいました。 主人公→祥太 祥太の妹→凛 父→治 母→信代 祖母→初江 信代の腹違いの妹→亜紀 ひっそり影で暮らしている6人家族ですが、 実はこの家族…

🚩6/11-6/13 読書期間

『悪人 下巻』 吉田修一さん 上巻に引き続き下巻です。 上巻では増尾が犯人?祐一?え何何⁇ という曖昧な感じで話は終了してしまいましたが、下巻では祐一が捕まるまでの一部始終が描かれています。 佳乃という大事な娘を失った“家族” 犯罪者の親となってし…

🚩6/4-6/10 読書期間

『悪人 上巻』 吉田修一さん 『怒り』を読んで、とても良かったので、『悪人』も読みたいと思ったのがこの本を読むきっかけとなりました。 上巻保険会社に勤める佳乃が出会い系で出会った男に殺されるというストーリー構成です。 祐一が犯人で犯行があったそ…

🚩6/1-6/3 読書期間

「怒り 下巻」 吉田修一さん 上巻に引き続き下巻でした。 八王子の凶悪事件の山神一也は誰なのかが下巻で明らかになります。 指名手配で貼りだされ、あらゆる場所から山神に似た人物を見たと…通報があります。 作品では三つの話で構成されています。 下巻で…

🚩5/28-5/31 読書期間

『怒り 上巻』 吉田修一さん 初読み作家さんです。 「ダヴィンチ」book of year 2016文庫ランキング1位という帯に惹かれ思わず手に取ってしまいました。 八王子で若い夫婦が殺人事件に惨殺され、現場には“怒”という血文字が残されていました。 犯人は山神一…

🚩5/22-5/27 読書期間

『未来』 湊かなえさん いやミスとも言われる湊さんですが、 私はそんな湊さんの作品が大好きです。 今回の作品は卒アルを彷彿させ、思わず表紙買いといった所でしょうか。 湊さんは『豆の上で眠る』という作品を読んで衝撃を受け嵌ってしまいました。 今回…

🚩5/17-5/21 読書期間

『森に眠る魚』 角田光代さん 角田さんの作品は人間関係にうんざりした時に読みたくなります。 この作品は1999年に起きた幼児殺人事件をモチーフにしているそうです。 主人公は5人の母親達。 所謂ママ友ってやつです。 昔何かのドラマで見たのと似ていまし…

🚩5/10-5/16 読書期間

『手紙』 東野圭吾さん もし自分が強盗殺人の家族であったら? 兄の剛史は弟の直貴を大学にいかせたかった。 しかし、唯一シングルマザーで働いていた母親を失い、頼りは兄しかいなかった。 兄はバイトをかさねていたが怪我をした為、弟の大学のお金をつくる…

🚩5/7-5/9 読書期間

『スマイルメイカー』 横関大さん 横関さんの作品は『沈黙のエール』に引き続き2作品になります。 今回も激しく感情を揺さぶられました。 舞台はニューヨークです。 私はずっと日本が舞台になっていると勘違いしていました。 タイムズスクエアという場所がな…

🚩5/5-5/6 読書期間

『青空のむこう』 アレックス・シアラーさん “死後の世界”とは…? そんな些細な疑問を誰もが抱いたことがあるのではないかと思います。 その些細な疑問を交通事故で亡くなった少年ハリーがその答えまで読者を導いてくれます。 “死んだら楽になれる”と考える…