🚩8/19-8/25 読書期間
『嫌われ松子の一生 上巻』
山田宗樹さん
山田宗樹さんは1年前『ギフテッド』を読んで以来で、他の作品には長い間手付かずだったので、気になっていました。
ギフテッドは未知の臓器がテーマの作品で、未知の臓器を持った主人公が驚きの行動にでます。※印象的なのは東京タワーを曲げるシーンや瞬間移動するシーンなど
今回の作品は主人公の知られざる過去を探るというまた少し違う設定で、同じ作家さん?と思わず疑問を抱いてしまう程でした。
嫌われ松子の一生…タイトル通り主人公は松子さんです。
その主人公ですが、上巻では早速遺体で発見されます。理由は他殺ですが、犯人は見つかっていませんでした。
伯母が松子だということを父から知らされた笙と笙の彼女さんが松子の部屋の片付けをするのですが、二人は松子の過去が気になり始めます。
伯母なのに実は遺体が発見されるまで伯母がいることさえ知らなかったのです。
上巻を読んだ時点では、松子さん良い人なのに…どうしてと思う部分がありました。
もっとあらすじを詳しく書きたいのですが、ネタバレになりそうなので、やめておきます。
上巻を読んだ限りでは、松子が恨まれるような所はあまり見受けられず、、逆に松子にとって恨む人が多いのではといったところでしょうか。
下巻にどのような展開が待ち受けているのか期待です。