🚩3/8-3/17 読書期間
『ラプラスの魔女』
東野圭吾さん
中学の時東野さんの「流星の絆」を読んだのが初めてでその時はあまり印象的じゃなかったのですが、
数年たった社会人になってから読んだ時…
この人の作品面白い…
と思うようになりました。
そんな中で今回読んだラプラスの魔女。
これもまあ理系の脳が無い私には全く先が読めず…最後まで展開が読めませんでした。
主人公はラプラスの魔女の円華ちゃんで
彼女は特殊能力を持ち物理学に詳しい…
ある時数学研究所にいた円華ちゃんが失踪します。
そんな中温泉街で硫化水素ガスで死亡する人が相次ぎ、なぜかその現場に円華ちゃんがいることが分かります。
彼女はいったい何者なのか!
真相を掴むまで最後まで目が離せません。
「攻撃の矛先が見つかれば我先にと攻めたてる。自分では何も生み出さず何も考えず何一つ責任を取らず、自分の思う通りにならなければ不平を口にするだけの人間にどんな真実を作り出せるというのだ。」
作品のある一部分です。
なるほどなと。
人間て自分も含めてそういう所があると思います。この文章に思わず共感してしまいました。
ただこれを言ったこの作品に出てくる人物には共感出来ませんでしたが。
この作品を読み、人に共感することを大切にし、今いる周りの人の力は何より偉大なんだと感じました。
ラプラスの魔女になりたいとも思いましたが、
先が見えない方が意外にも幸せなのかなと思いました。
今を大事にしていきたいです。