🚩2/2-2/9 読書期間
『生きるぼくら』
原田マハさん
学生時代いじめを受けたのを理由に引きこもりになってしまった人生。
それからというものの、ケータイゲーム、SNSにのめり込む毎日。
母の苦労も知らず…
父と離婚してから女手一つで働き続けてきた母。そんな唯一頼りだった母が突然家を出てってしまいます。
母が置いていったもの、その中に数枚の年賀状が置かれていました。
人生はその中から父方の母の年賀状を見つけますが余命が少ないことを知らされます。人生はどうすることも出来ずに祖母の元へ向かうことに決めたのですが、祖母にはある問題をかかえていました。
問題をかかえながらも祖母の住んでる町で、出会う人々の優しさに人生は救われます。
読者である自分も読んでいてほっこりしてしまいました。
原田さんは芸術作品のイメージがありました。
今回は全くそういう感じでは無さそうだなと思いながら読んでいたが話に芸術作品の話もちょこっと登場し、おっ!となりました。
原田さん自身の経験も含まれているらしいです。引きこもりだった若者が人の役に立ち、自立していく姿に心ひかれていく素敵な作品でした。