🚩1/3 読書期間
『ふたご』
藤崎彩織さん
直木賞候補作、気になってしまい迷わず購入。
二人はふたごのようでふたごではない。
時には友達、恋人、家族のような存在。
月島は日常において全てにおいて頑張る方法が分からないといい、高校中退、し留学もするが、二週間で挫折してしまいます。
夏子にとって月島の存在は大きかったが次第に重荷になってしまい…
一章が月島との出会い、二章がバンドの結成について書かれています。
月島の中途半端な性格な所に共感出来なかったが、バンド結成からおっ!と一転。
頑張れるものを見つけられてからの月島の成長っぷりに読んでいて関心させられました。
音楽を一から始める大変さが身に染みて伝わってくる作品です。でもやっぱりセカオワを想像して読んでしまいました。