🚩1/22-1/28 読書期間
『対岸の彼女』
角田光代さん
八日間の蝉から読み始めて、対岸の彼女を読んでみて、二作品目の角田光代さん。
分かる分かる、と女性だからこそ共感出来る部分がありました。
友情とは何だろうかと、人と関わるのが苦手と思ってる人におすすめかもしれません。
女社長であり独身の葵と主婦であり子持ちの小夜子。正反対の二人ですが面接で葵が小夜子とは学校が一緒であり、気が合いそうなのを理由に正式に採用します。
旅行会社なのになんと掃除部門で働かされます。
小夜子は人間関係に辟易していましたが葵の元で働き人との関わりに積極的になっていきます。
そんな葵は過去にスキャンダルになる程の過去を持っていました。
過去と現在の話で構成されているので、読んでる内にあれ?これが葵と思う人も多いのではないかと思います。
小夜子が葵の過去を知った時、葵が真実を打ち明けた時、すべてが明らかになった時なんともいえない感動が押し寄せてきます。