🔖2021/1/15
『ギフト』
原田マハさん
原田マハさんというと、芸術的な内容のイメージ作品のイメージですが、今回読んだのはなんと心温まる短編集でした。
特に印象に残ったのは流れ星です。
彼女が彼氏と付き合い妊娠をします。
彼女のは父親亡くなり母親は別にいましたが小さい頃には別居して今は行方しらずでした。
彼女は彼氏と旅行に行きます。しかし、その旅館で彼女の母親に再会するのです。
母親は彼女に時間を作ってもらい、船の旅をします。母親は小さい頃の思い出を語りだし、彼女は小さい頃の記憶を呼び起こすのでした。
母親は最終的に無くなってしまうのですが、母親に会った後の彼女の姿に目が離せません。
またこれ以外のストーリーにもホッと温まるような話が沢山詰まっています!
秋桜や観覧車のストーリーも!
おそらく舞台は葛西臨海公園じゃないかなと思いました。
疲れてる時に、心温まるストーリーを読みたいときに是非この一冊を読んでみてください。
🔖2021/1/9
久々に読書しました。
仕事がバタバタしてて、中々読書の時間が作れなかったんですが、お正月休みを利用し久々に読書出来ました!
『人は話し方が9割』
永松茂久
さあ久々に本を読もうと思ったときに、まず最初に目についたのがこの作品でした。
それだけ大々的に売り出してたってことで、迷わず購入してしまいました。
内容は作品名の通りでコミニュケーションにおけることが描かれています。
コミニュケーションって非常に難しいと思います。私も接客業をしておりますが得意と聞かれたら実は苦手です。
ネタバレになってしまいますのであまり詳しくは書けませんが、本当に事細かにコミニュケーションを上手にするための教科書みたいな感じで自分が知らなかったへぇーという事もありなんと30分程で読み終えてしまいました。
なんだかこの作品を読んでホッとしている自分がいます。
何かコミニュケーションで迷っていることがある方、人間関係を苦手とする方は是非おすすめの一冊なので、是非手に取ってみてみてはいかがでしょうか!
*7/24 エッセイ*
こんにちは、
世間では4連休と言われておりますが、私は2連休です。
こんな状況で外にも遊びに行けないので読書をして気分を上げています。
ちょっと外出した気分を味わいハッピーになれる一冊を紹介したいと思います。
『晴れの日散歩』
角田光代さん。
何度かブログで角田さんの小説の感想を書かせていただいていますが、エッセイは初です!
何気ない日常の事が描かれているのですが、
角田さんの観点が面白いです。
特に面白かった所は…
角田さんはずっと晴れ女と思っていたらしく、
雨予報の日でも傘を持ち歩かない人だったらしいです。
ですが外出先で、更に強敵が現れ…
晴れ女としての自覚を捨てたみたいです。
角田さんは食に興味があるようで、
食レポやらこういった角田さんの魅力が事細かく描かれています。
エッセイなので読みやすくて、ほんわかした気分になれる作品なので是非。
*7/19 雑談力について*
こんにちは
また久々の更新となってしまいました。
まだまだコロナウイルスが落ち着かず私もできるだけ外出を自粛をしております。
そこで最近読んだ興味深い本を紹介します。
「超一流の雑談力」
安田正さん
久々にビジネス書を熟読してしまいました。
電車内の広告で大大と宣伝されており迷わず購入してしまいました。
雑談力をつけるために必要なことがぎっしりこの一冊に詰まっております。
〇相手と話すときに間を大事にする。
〇会話にさしすせそを取り入れる。
〇Yahoo!ニュースだけではなく日経にも目を通す。
〇褒めるときは目線をそらす
〇なるほど、そうですねはダメな相槌である
〇ファ・ソの音程で話すのがベスト。
などなど、ほかにも雑談力アップの秘訣が…
特に印象に残った部分があります。
雑談力をあげるための一歩として日頃からできることがあるそうです。
例えばエレベータに乗った時、お店でご飯を食べたとき。
「何階に行かれますか?」
「ご馳走様です+ひとこと」をつけることで雑談力が上がる秘訣ともいわれるそうです。
私も特には意識していなかったので今後挑戦していこうと思います。
営業職の方に是非おすすめしたい一冊です。
*4/12 小さい頃*
『おんぶにだっこ』
さくらももこさん
すっかりハマってしまっています。
今回もさくらさんシリーズです。
読む順番は合っているのかわからないのですが、さくらさんシリーズ書店で見つけたら気になる作品を読む感じが習慣化されました。
さて、『おんぶにだっこ』
さくらさんの幼少期が描かれているのですが、
普通だと幼少期の事なんて覚えていない人が殆どでしょう。
ですが、流石さくらさん。
記憶力が凄い…。
幼少期のエピソードが事細かく描かれているのではありませんか!
さくらさんって天才なんではないかと。
特に印象的だった話は『盗んだビーズ』
の話なのですが、まる子は友達家からビーズを盗んでしまうのですが、さくらさんはそれを大人になってまで罪悪感をかかえていたという話で、、。
今まで読んだエッセイは笑える話やほっこり話が多く組み込まれていたのですが、今回は人間の本質についてじっくりと考えさせられました。
こんなことまで描けるんだと思い、ますますさくらさんの他の作品も読みたくなってしまいました。
*4/10 夢を持つこと*
『ひとりずもう』さくらももこさん
こんにちは、最近感染症が流行っており外出を自粛しているため自分に少し趣味を楽しむ時間が増えてきました。
いいのか悪いのか…
ただ異例の事態になっていることは確かなので、平和で周りが健康で元気でいる日本に戻ってほしいと切実に思います。
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さて、話を戻しまして、今回もさくらさんのエッセイを熟読してしまいました。
さくらさんの青春時代が面白可笑しく描かれています。
特に印象に残ったのが、『挑戦』でした。
さくらさんは女子高に通っていて、漫画家に憧れていたそうです。
ただ自分の進路についてははっきりしていなかったようです。
一度はお笑い芸人も目指したことがあるのだとか!
沢山の進路がある中で、さくらさんは漫画家への志望が強く、まずは才能があるのかどうかと雑誌のコンテストに応募します。しかし結果は賞にも入らず…
そしてさくらさんは短大へ進みます。
ある時作文を書く機会があり、さくらさんは”エッセイ”を書いたそうです。
そこでものすごく先生に褒められ、漫画ではなくエッセイ漫画を書いてみようと思い再度コンテストに応募します。
結果は見事、もう一息賞で、デビューできるまで後一歩までというところまで来たそうです。そして努力を続けた結果一年後にとうとうデビューを果たします。
なんて素敵な話なんでしょう。
さくらさんは言います。
『毎日、人の数だけ違う事が起こっている。同じ日なんて無い。一瞬もない。自分に起こる事をよく観察し、面白がったり考え込んだりする事こそ人生の醍醐味だと思う。』
さくらさんなりに色々考え努力を重ねたからこそ、実現したのだと思います。
ダメだった時、諦めてしまいたいと思いがちですが、さくらさんの作品はダメで辛いときも諦めずその体験を面白可笑しく描いてしまう素敵な才能があります。
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夢は、いくつになっても叶えられるものだと思います。
これは私自身の話になってしまうのですが、実は自分も高校卒業後、夢がなく漠然とした日々を過ごしていました。
普通の一般企業の事務員をしており、上司のいいなりで毎日過ごしていました。
そのころ同じ環境居るのに疲れたのか、ストレスも溜まり、体調不良も続いてましたが、何とか仕事を続けていました。
入社し3年が経ち、何かを始めてみたいと思い(急に思い立った)
習い事を初めてみました。そこの教室に3年通ったのですが、そこで教えている講師の先生に資格を取ってみないかとすすめられ、仕事帰りに資格の勉強をする日々が続きました。
その講師の先生は、優しくて、仕事で疲れた時も勉強する大事さと、仕事で疲れた私に楽しい話をしてくれ勇気づけてくれました。
その教室に通ううちにストレスによる体調不良も無くなりました。
その教室を辞め、1年経った今私は講師という仕事をしています。
夢を見つけるまでに24年もかかってしまいましたが,そこの先生のおかげで本当に自分にやりたいことを見つけることができたのです。
今自身をもって言えることは…
今の環境で人との関わりを大事にし、周りを元気づけ笑顔に出来る存在でありたい、ありがとうという感謝の言葉で溢れる場所をつくりたいという夢が自分にはあるということです。
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久々に感情的になってしまい、ブログを長々と書いてしまいました。笑
今なにか壁にぶち当たっている方、夢を模索中の方、夢を諦めようとしている方、一旦休んで、さくらさんの『ひとりづもう』読んでみませんか。
この一冊の作品で元気づけられると思いますし、きっと本当にやりたいこと見つけられると思いますよ。
*久々の投稿*
久々にブログに戻って参りました。
実は転職をしバタバタしておりましたが少し落ち着いたのでブログを更新しようと思います。
最高エッセイを読み出したのですが、
さくらももこさんに今どハマりしています。
『あのころ』
青春時代を感じさせられる一冊です。
特に共感出来たのは“テキヤさん”のお話。
本当は安くて簡単なもので出来ているものが小さい頃には高価に見え欲しくなってしまい、焦ってお小遣いで買ってしまうが後々後悔し、使わなくなってしまうお話。
私も小学生の時校門の前でベルマークと商品が交換出来るという勧誘に惹かれたのを思い出しました。あのときは無性に商品を手にしていた子が羨ましかったですが、今思えば大したものでもないですし、笑ってしまいます。
そんなほっこり時には面白い話もさくらももこ
さんの作品にはたっぷり詰まっています。
疲れているときでもこの作品を読むことで元気づけられます。
しばらくさくらさんの作品にハマってしまいそうです!