*my小説日記*

読書記録

🔖2021/2/21

僕らのごはんは明日で待ってる

 

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瀬尾まいこさん

 

瀬尾まいこさんを読み続けています。

 

今回のストーリーは青春物です。

 

主人公亮太はお兄さんを亡くし以来暗い小説ばかりを読み完全に周りから浮いていました。

 

ある時に体育祭の行事に参加することになり亮太は米袋競争の種目に選ばれます。

 

今まで目立つことを避けてきた亮太でしたが、

仕方なく参加することに…そこで一緒に出場するのが小春でした。

 

亮太は周りから浮いているのに関わらず小春はそんな事も気にせず亮太に話しかけ練習に一緒に励みます。

 

小春は少し変わった性格でした。

アクエリアスよりポカリ派で鶏肉は食べれないけれどもケンタッキーは食べれるなど…

 

体育祭当日亮太は小春から告白され付き合うことになるのです。

 

1年後大学はバラバラにはなってしまいますが、2人は付き合い続けるのですが、突然小春から別れを切り出されます。理由は彼女に両親が居ないからだということ。彼女の家族に亮太との付き合いを反対されたからですが亮太は信じられないくらい落ち込みます。仕方なく別れを受け入れるのです。

 

亮太は大学で良い人だと周りから思われておりイエスと呼ばれていました。

その為有名でもありある日えみりという女性に惹かれて付き合うことになります。

 

しかし亮太は兄の墓参りで小春と再開してしまいます。それ以来、小春のことばかりを考えるようになりえみりと別れ小春にやり直して欲しいことを伝えます。

 

やがて小春に受け入れられ家族になることに、やっと幸せになったと思いきや、そのとき小春は体調が思わしくなく病気のことを打ち明けます。

 

2人は幸せになれるのか、、

 

どうなるのとページを進めるのが止められないくらい先が気になる作品でした。

 

お互い事情があっても、中々言い出せなかったりよくあることだと思います。

 

 

ですが周りには色々な人が居て、人に助けられながら人は生きていて、1人より周りの支えがあってこその自分が居るということを教えてくれる作品だと思いました。

 

読んだ後はやはり心が暖かくなる作品でした。