🚩5/2-6/13 読書期間
村上春樹さん
久々の投稿です、この前に読んでた作品で挫折したので、ブログの更新が滞ってました。
今回は知人の勧めで読んでみました。
実は一回村上春樹さん挫折してます。
ですが、今回は無事に読了です。
主人公は色彩を持たない多崎つくる。 彼は学生時代親しい友人が4人居ました。 その友人にはみんな色がありました。
あか あお しろ くろ
しかし、ある日つくるは友人から縁を切ると言われ、切られる覚えもないつくるは絶望感に襲われます。
数年経ち、彼は沙羅という彼女が出来ます。 沙羅は彼が精神的に問題があることに気づき、 つくるはその要因が学生時代の友人に縁を切られたことを打ち明けます。 沙羅はつくるに、縁を切られた要因を調べた方が良いことを告げます。精神的要因があるつくるとは関わりづらいと…
つくるは過去の仲間に会うために名古屋、フィンランドに向かいます。
結局、誰がどうしたのか分からず、曖昧なまま終盤へ、つくるはその後どうなってしまったのか?
最後はモヤモヤ感が残りました。 どうにかして結末をはっきりさせたい、 と思いネットで検索。 あっ…そうなのかと思い知らされました。 この作品は推理小説だったみたいです。
確かに、今思い返してみれば会話に不自然な点が多かったなと思いました。 勘が良い人は読んで直ぐに理解してしまうかもしれません。
作者は何を伝えたかったのか、いまいち理解に苦しみましたが、作品には書かれていない実は想像を絶するような展開が待ち受けていたなんて…
読者に考えさせるのが上手い作家さんな気がします。 二度読みが楽しめる作品だと思います。
村上春樹さん違う作品も読んでみたくなりました。