🚩10/17-11/3 読書期間
『嫌われる勇気』
岸見一郎さん
久々の投稿になってしまいました。
仕事を通じて知り合った研修の先生からオススメされた作品です。
今まで読んだことない系統の本だったので思っていた以上に読むのに時間がかかってしまいましたが…
読んだ後にスッと気持ちが軽くなりました。
なんだか、自分が生まれ変わったような気分を味わうことが出来ました。
題名からして手に取りづらい本だと思いますが、何故だか自分の悩みがちっぽけだったんだなと思える程でした。
全ての悩みは“対人関係”と繋がっているそうです。
特に衝撃を受けた言葉がありました。
今失敗して落ち込んでいるのは、過去のせいだ…あの時ああしてれば…あの人がああだからと…人はどうしても成功出来無い理由に結びつけてしまいがちです。
しかし哲人はこう言いました。
“単純に一歩踏み出すのが怖い、また現実な努力をしたくない。いま享受している楽しみー例えば遊びや趣味の時間ーを犠牲にしてまで、変わりたくない。つまりライフスタイルを変える「勇気」を持ち合わせていない。多少の不満や不自由があったとしてもいまのままでいた方が楽なのだ”〜作中より〜
言うな…と思いました。
青年と哲人の会話で描かれている本書ですが、まるで自分に言い聞かせているようで。
言葉では上手く伝わらないかもしれませんが、これがまた凄いんです。
哲人が青年に投げかけた一つ一つの言葉が胸にささるのです。
言葉の力にこんなに救われる自分がいることに驚きでした。
今憂鬱な気分だ。自己嫌悪に陥っている人に是非オススメな一冊です。
もっと早くこの本に出会ってれば良かったです。
研修の先生に感謝したいです。