🚩10/9-10/17 読書期間
『燃えよ剣 上巻』
司馬遼太郎さん
「壬生義士伝」を読んでから、新撰組についてもっと知りたくなってしまい時代物ばかり読んでいる気がします。
あれ程時代物を敬遠していたのに不思議なものです。
一度ハマるとやめられないとはまさにこのことを言うんだなと思いました。
今回手に取った作品「燃えよ剣 上巻」は新撰組のファンにはたまらない作品らしく、評判も良いみたいだったので迷わず購入してしまいました。
壬生義士伝では剣が強いイメージとしか印象が残りませんでしたが、この作品は土方歳三さんを中心に描いているので知らない性格を存分に把握することが出来ました。
局長の近藤勇さんの右腕だったとか…
喧嘩が好きで、荒々しい性格な土方歳三さんですが、時に俳句を詠んだり可愛らしい姿も垣間見えたり、なんだか意外でした。
新撰組に対しては強い組織にする為に何より考えていて、逞しい人だったなと感じられました。
特に印象的に残ったシーンは沖田総司さんと土方歳三さんの会話のシーンです。
土方歳三さんの性格を何より理解している沖田総司さんとの会話が笑えるのです。
2人は兄弟のようで、でも沖田総司さんも剣が強くて、、
主人公は土方歳三さんなのに、沖田総司さんの無邪気で陽気な性格が個人的に好きになってしまいました。
沖田総司さんの影響で土方歳三さんの良い所が見えてきたのかなという感じでした。
引き続き下巻も読みたいと思っています。